50代が自分に問いかける質問の持ち方|答えを急がず、小さな問いから始める

目次
  1. なぜ、答えを急がないほうがよいのですか?
  2. 大きな問いは、どう小さくすればよいですか?
  3. 問いは、いつ・どこで持てばよいですか?
  4. 答えが出ない日は、どう扱えばよいですか?
  5. 自分への質問を続けるには、何を確かめればよいですか?
  6. よくある質問
  7. 毎日、問いを持たないといけませんか?
  8. 答えがずっと変わるのは、よくないことですか?
  9. 問いを持つと、気持ちが整いますか?
  10. まとめ

結論から言うと、50代が自分に問いかけるときは、答えを急がず、小さな問いから始めるのがよいと考えています。大きな問いは、今日答えられる大きさに言い換え、問いを置く時間と場所を決めて、答えが出ない日は、そのまま持ち越して構いません。

このままでいいのだろうか、と、ふと立ち止まる夜があります。考え始めたものの、問いが大きすぎて、どこから手をつけてよいか分からないまま、時間だけが過ぎていく。そんな経験は、誰にでもあるかもしれません。

自分への質問は、立派な答えを出すためのものでなくてよいと考えています。この記事では、問いの持ち方を、運営者の考え方として整理します。体や心への良い影響には踏み込みません。

やりたいことを書き出す方法は50代の『やりたいことリスト』の作り方|問い・サイズ・期限・見直しで、1年を振り返る3つの問いは50代の年末の振り返り方|1年を3つの問いで整理するで扱っています。ここでは、その手前にある「問いそのものの持ち方」に絞ります。

なぜ、答えを急がないほうがよいのですか?

急いで出した答えは、あとで違和感が残ることがあると考えているからです。

大きな問いに、その場で答えを出そうとすると、「正解らしいもの」を探してしまいがちです。人に言える形や、周りが納得しそうな形に、無意識に寄せてしまうこともあります。

答えをその日に出さず、問いだけを手元に置いておくと、数日たって、ふと別の言葉が浮かぶことがあります。同じ問いでも、日によって返ってくる言葉が違う。その揺れも含めて眺める、という持ち方もあると考えています。

大きな問いは、どう小さくすればよいですか?

「今日、答えられる大きさ」に言い換えます。

「自分は何がしたいのか」「これからどう生きたいのか」といった問いは大切ですが、一度に答えるには大きすぎます。そこで、期間や場面を絞り、問いの形を変えて、小さな問いに分けます。

大きな問い 小さな問いへの言い換え例
これからどう生きたいのか 今週、ひとつだけ増やしたい時間は何だろう
自分は何がしたいのか 最近、気づけば手を止めて見ていたものは何だろう
このままでいいのか 今の暮らしで、変えなくてよいものは何だろう
何が足りないのか 今日、すでにあったものは何だろう

言い換えのコツは、次の3つです。

  • 期間を短くする(「これから」を「今週」「今日」にする)
  • 場面を絞る(「人生」を「朝の30分」「休日の午後」にする)
  • 問いの形を「はい・いいえ」ではなく「何だろう」にする

小さな問いは、答えが小さくても構いません。「散歩の時間」「連絡していない人への一通」といった、ささやかな言葉で十分だと考えています。

問いは、いつ・どこで持てばよいですか?

すでにある毎日の行動に結びつけて、短い時間で持つのがよいと考えています。

「時間ができたら考えよう」とすると、その時間はなかなかやってきません。決まった行動の前後に問いを置くと、思い出しやすくなります。

決める項目 例
いつ 朝のお茶のあと、夕食の片付けのあと
どこで 食卓、玄関先、散歩の途中
どれくらい 長くても5分程度
何に残すか 小さなノート、スマホのメモ、書かずに頭の中だけ

書くかどうかも、決めすぎないほうがよいと思います。書くと整理される日もあれば、書かないほうが気楽に考えられる日もあります。続けやすいほうを選んでください。

答えが出ない日は、どう扱えばよいですか?

「今日は出なかった」と一言だけ残して、問いを持ち越します。

答えが出ないのは、失敗ではないと考えています。むしろ、簡単に答えが出ない問いほど、大切な問いである場合もあります。出ない日は、ノートに「出なかった」と書いておくだけで構いません。

それでも、問いが重く感じるときは、問いを入れ替える方法もあります。

  • もっと小さな問いに変える(「何がしたいか」を「何なら、してもよいか」に)
  • 問いの向きを変える(「何が足りないか」を「何が、すでにあるか」に)
  • 問いを休ませる(数日、考えない日を決める)

問いを入れ替えても、前の問いを捨てたことにはなりません。時間をおいて、また戻ってくることもできます。続けていた習慣が崩れたときの見直し方は続けていた習慣が崩れたとき、自分を責める前に見直す3つのことも参考にしてください。

自分への質問を続けるには、何を確かめればよいですか?

次のチェックリストで、続けにくい原因を探します。

自分への質問を続けるためのチェックリスト(運営者の提案)

  • 問いは、今日答えられる大きさになっている
  • 「何だろう」の形で、はい・いいえで終わらない問いにしている
  • 問いを持つ時間と場所を、決めている
  • 1回の長さを、5分程度に収めている
  • 答えが出ない日は、「出なかった」で終えてよいことにしている
  • 言葉を残している場合は、週に一度、眺める日を決めている

全部をそろえる必要はありません。当てはまらないものを一つ見つけて、そこだけ直してみるのでも十分だと考えています。

よくある質問

毎日、問いを持たないといけませんか?

毎日でなくても構わないと考えています。持てない日は空白のままにして、次に持てる日から再開する方法があります。

答えがずっと変わるのは、よくないことですか?

よくないとは考えていません。日によって答えが変わるのは、そのときの状況や気分が違うからだと考えられます。変わった言葉を並べて眺めると、変わらない部分が見えてくる場合があります。

問いを持つと、気持ちが整いますか?

整うと言い切ることはできません。自分への質問は、今の自分の言葉を確かめるための一つの方法だと考えています。

まとめ

50代が自分に問いかけるときは、答えを急がず、大きな問いを今日答えられる大きさに言い換え、時間と場所を決め、答えが出ない日は持ち越して構わないと考えています。

  • 急いで出した答えは、あとで違和感が残ることがある
  • 期間・場面を絞り、「何だろう」の形にして、問いを小さくする
  • 毎日の行動に結びつけて、5分程度で問いを持つ
  • 答えが出ない日は「出なかった」で終え、問いを入れ替えてもよい

まず今日、「今日、すでにあったものは何だろう」という問いを一つだけ、頭の中で持ってみてください。そこから始めれば十分だと考えています。

本記事は運営者の考え方です。成果を約束するものではありません。

  • #50代
  • #自分への質問
  • #問い
  • #答えを急がない
  • #小さな問い
  • #振り返り
  • #ノート
  • #習慣
  • #自分と向き合う

Related関連記事