アラフィフの活動の仕分け|元気が出ることと消耗することを分ける

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結論から言うと、アラフィフの活動の仕分けは、1週間にしていることを「元気が出る」「消耗する」「どちらでもない」の3つに分けて眺め、消耗するものから一つだけ見直すのがよいと考えています。全部を変える必要はありません。
時間の使い方を見直そうとすると、「何を足すか」から考えがちです。ですが、先に「いまの活動が自分にどう響いているか」を眺めると、足すより減らす・形を変えるほうが合うことも見えてきます。
この記事では、付箋と紙だけでできる仕分けの手順を紹介します。ご自身の暮らしに合うところだけ取り入れてください。
なぜ「時間」ではなく「元気の出方」で仕分けるのですか?
同じ1時間でも、終わったあとの気持ちが活動によって違うからです。時間の長さだけでは、見直す優先順位が決めにくいと考えています。
予定表を時間で眺めると、長いものが目につきます。でも、短い会議や連絡のやりとりのあとに、どっと疲れることもあれば、長い散歩のあとに気分が軽くなることもあります。
仕分けの軸を「終わったあとの気持ち」にすると、次のことが見えやすくなります。
- 時間は短いのに、あとを引く活動はどれか
- 長くても、苦にならない活動はどれか
- 惰性で続けているだけの活動はどれか
仕分けは、どんな手順で進めればよいですか?
書き出す、3つに分ける、理由を一言添える、の3ステップです。10〜15分ほどを目安に考えています。
- 書き出す:直近1週間にしたことを、付箋1枚に1つずつ書きます。仕事、家事、家族との時間、趣味、移動、ぼんやりしていた時間も入れます
- 3つに分ける:紙に3列(元気が出る/消耗する/どちらでもない)を引き、終わったあとの気持ちで付箋を置きます
- 一言添える:消耗する列の付箋に、「何が重いのか」を一言書きます(人数、時間帯、気を使う、段取りが多い、など)
| 列 | 置く基準 | 一言のヒント |
|---|---|---|
| 元気が出る | 終わったあとに、気持ちが軽くなる・もう少しやりたいと思う | 何がよかったか(人、場所、時間帯) |
| 消耗する | 終わったあとに、ぐったりする・思い出すと気が重い | 何が重いか(気遣い、段取り、時間帯) |
| どちらでもない | とくに何も感じない・やって当たり前 | 続けている理由があるか |
迷ったら、置きやすい列に置いてかまいません。正確な分類より、眺めること自体に意味があると考えています。
仕分けのあと、どこから見直せばよいですか?
消耗する列から一つだけ選び、「減らす」「形を変える」「そのまま続ける」のどれかを決めます。一度に全部は変えません。
消耗する活動のすべてをやめられるわけではありません。仕事や家庭の役割は、自分だけでは決められないものも多いからです。そこで、次の3つの選択肢で考えます。
| 選択肢 | 考え方の例 |
|---|---|
| 減らす | 回数を減らす、頼める部分は人に頼む |
| 形を変える | 時間帯をずらす、やり方や場所を変える、準備を軽くする |
| そのまま続ける | 必要なものとして受け入れ、そのあとに元気が出る活動を置く |
見直すのは一つだけで十分です。変えたあとの気持ちを1〜2週間見て、また眺めてみてください。断る・距離を置く方法は、アラフィフの『断る』練習|角を立てずに自分の時間を守るで整理しています。
元気が出る活動は、どう扱えばよいですか?
予定表の中で先に場所をとっておくと、後回しにされにくくなると考えています。回数を増やす必要はなく、いまある分を守るだけでも十分です。
元気が出る活動は、忙しくなると真っ先に削られがちです。仕分けで見つかったら、次の週の予定に先に書き込んでおくと、他の予定に押し出されにくくなります。
見つからなかった場合は、問題ではありません。小さく試して見つけていく方法は、アラフィフで始める「小さな挑戦」の選び方|失敗しても困らない大きさにするが参考になります。
結局、アラフィフの活動の仕分けはどう進めればよいですか?
1週間の活動を付箋に書き出し、「元気が出る・消耗する・どちらでもない」に分け、消耗する列から一つだけ見直す。この流れで進めればよいと考えています。
仕分けは一度で終わらせるものではなく、季節や生活の変化に合わせて、ときどきやり直すものです。この記事は「終わったあとの気持ち」で分ける方法です。「やりたいことが増えすぎたので、先にやめることを決めたい」という場合は、次の記事が向いています。
よくある質問
消耗する活動ばかりで、変えられるものがないときはどうすればよいですか?
一言添えた「何が重いのか」を見てください。時間帯をずらす、準備を軽くするなど、形を変える余地が見つかることもあります。変えられない場合は、そのあとに元気が出る活動を置く方法もあります。
元気が出る活動が一つも見つからないときは?
見つからなくてもかまいません。「どちらでもない」列の中で、少しだけ気持ちが軽くなるものを探してみてください。小さな活動を試して、反応を眺めていく考え方もあります。
仕分けをすれば、毎日が楽になりますか?
楽になると約束することはできません。仕分けは、いまの自分の状態を眺めるための方法の一つです。気分の落ち込みや疲れが長く続くときは、身近な人や専門の相談窓口に話すことを優先してください。
本記事は運営者の考え方です。成果を約束するものではありません。