アラフィフの「10年後」の考え方|目標を決めず3つの時間軸で今を選ぶ
目次
結論から言うと、アラフィフの「10年後」は、立派な目標として決めなくてかまいません。 今年・3年・10年の3つの時間軸に分けて、「いま何を選ぶか」の材料として使うほうが、現実的で続けやすいと私は考えています。
この記事では、10年後を「ゴール」ではなく「方向」として置く考え方と、そのために書き出す3つの問い、迷ったときの扱い方をまとめます。「こうすれば10年後にうまくいく」と言い切る記事ではありません。運営者自身の考え方と、一般的な整理です。
なぜアラフィフの「10年後」は考えにくいのでしょうか?
「10年後の自分を想像してください」と言われても、ぴんと来ないことがあります。理由は、アラフィフでは先の前提が変わりやすいからです。
- 仕事:役割、働き方、働く期間の見通しが変わる
- 家族:親のこと、子どもの進路、家族の暮らし方が動く
- 体:回復のペースや、無理がきく範囲が以前と違ってくる
前提が動くなかで、細かい10年計画を立てても、途中で合わなくなりやすいものです。だからこそ、10年後は「当てにいく目標」ではなく、「向かう方向」くらいに置いておくのが現実的だと考えています。
3つの時間軸とは、どう分けるのでしょうか?
次のように、役割の違う3つの時間軸に分けます。
| 時間軸 | 役割 | 決め方の強さ |
|---|---|---|
| 今年(〜12月) | 実際に動く範囲 | 具体的に。行動で書く |
| 3年後 | 途中の通過点 | 「こうなっていたら安心」程度 |
| 10年後 | 向かう方向 | 大まかに。言葉1〜2行でよい |
ポイントは、時間軸が遠いほど、決める強さを弱くすることです。10年後を細かく決めようとすると、動けなくなります。逆に、今年の行動は具体的に書いたほうが動けます。
書き出す3つの問いは何ですか?
紙かメモに、次の3つだけ書いてみてください。正解はなく、1行でも十分です。
- これからも続けたいことは何か(仕事、人間関係、習慣、場所など)
- 手放してもいいことは何か(惰性で続けていること、義務感だけのつきあいなど)
- 10年後も変わっていてほしくないことは何か(健康な状態そのものではなく、大切にしたい暮らし方や関係など)
3つ目は、「何を得たいか」ではなく「何を守りたいか」で考えるのがコツです。得たいものは年とともに変わりますが、守りたいものは意外と変わらないことがあります。
「続けたいこと」を探すとき、自分の得意なことが手がかりになる場合もあります。アラフィフの得意の棚卸し|書き出す問い・表の型・次の働き方への生かし方 も参考にしてみてください。
3つの問いから、今年の一歩はどう決めればいいですか?
書き出したら、「今年」の欄に落とし込みます。
- 続けたいこと → 今年も続けるために、減らさないもの
- 手放してもいいこと → 今年、1つだけ手放すもの
- 守りたいこと → それを守るために、今年できる小さな行動を1つ
行動は多くても3つまでにします。そして3ヶ月ごとに見直す前提にしておくと、前提が変わったときにも書き直せます。区切り方は アラフィフの目標は1年より3ヶ月で区切る|続く目標の立て方 に書いています。
10年後がどうしても決まらないときは?
決まらないままで、まったくかまいません。
私自身、アラフィフで人生の後半戦を立て直している途中で、10年後を細かく言い切れるわけではありません。続けていた習慣を、生活環境の変化で中断していることもあります。それは方法の失敗ではなく、土台が変わったからだと考えています。
決まらないときは、10年後ではなく「3年後に、これだけは避けたいこと」を先に書く方法もあります。避けたいことが分かると、その反対側に、向かいたい方向が見えてくることがあります。
よくある質問
10年後のことを、本当に考える必要がありますか?
必須ではありません。ただ、まったく考えないと、目の前の予定に流されやすくなります。細かい計画は不要で、「向かう方向」を1〜2行で持っておくだけでも、今年の選択が決めやすくなると感じています。
3つの時間軸は、何年ごとに見直せばいいですか?
「今年」の欄は3ヶ月ごと、「3年後」「10年後」の欄は年に1回程度が目安です。大きな出来事(転職、家族の変化など)があったときも、見直すタイミングです。決まった正解はないので、ご自身の生活のペースに合わせてください。
自分ひとりで整理するのが難しいときは?
書き出しても整理しきれないときは、人に話しながら整理するのも一つの方法です。身近な人でもかまいませんし、オンライン相談を使う方法もあります。
一人で整理しきれないときは
「後半戦の作戦会議」では、土日祝のオンライン(1回60分)で、いまの状況を一緒に整理するお手伝いをしています。運営者が自分で通ってきた経験をもとにお話しします。
| メニュー | 料金(税込) | 向いている方 |
|---|---|---|
| はじめての60分相談(初回の方限定) | ¥8,000 | まず1つ、気になっていることを話してみたい |
| じっくり60分相談 | ¥15,000 | 具体的な悩みを深掘りして、次の行動まで整理したい |
| AI出版・発信の仕組みづくり相談(60分) | ¥20,000 | 過去の原稿や記事を、AIも使って発信につなげたい |
受付は土・日・祝日のみで、ご予約は前日までです。運営者は医師・弁護士・税理士などの資格を持つ専門家ではないため、診断・治療・法律・税務の判断は行いません。また、相談によって収入や成果をお約束するものではありません。
できること・できないことは このサイトについて に書いています。予約ページは公開準備中です。公開できたら、このサイトでお知らせします。
本記事は運営者個人の体験と考え方です。医療・心理・法律・税務の専門的な助言ではありません。気分の落ち込みが続くときは、医療機関や公的な相談窓口もご利用ください。